お金を借りる大技林

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お金を借りるときに知っておくと便利な英語例

 

日本には多くの外国人がやってきます。世界の公用語は英語であり、外人と意思疎通するには基本的な英会話が必要になります。もし自分が外国人からお金を借りるという際にはどう言ったらいいのか知っておきましょう。

 

 

貸し借りに関する基本の5つの動詞

一般的に「貸す」=lend

貸し借りに関する基本の動詞で覚えておきたいのは「lend」です。

 

 

例文

I lent Mary my jacket.
マリーにジャケットを貸した。

 

I’m going to lend my book for a week to John.
ジョンに本を1週間貸すつもりだ。

 

Tom often lends money to Charlie.
トムはチャーリーによくお金を貸している。

 

この「lend」が表す「貸す」意味は非常にせまく、文字通り「貸す」という行動だけを指します。たとえば日本語で「貸す」といった場合には意味合いが広く、「lend」だけでは表現できないケースも多くあります。

 

例文

Can I have a look at that book ?
その本、ちょっと貸してみてよ。

 

日本語では「貸して」と表現しますが、本来的な意味は「見せて」となります。このときには「havge a look」を使います。この他、「使わせて」という意味の「貸す」の場合には「use」が使われます。

 

例文

Can I use that driver ?
そのドライバー貸してくれない?

 

「借りる」の基本=borrow

「貸す」の反対語の「借りる」は通常「borrow」を使います。

 

 

例文

I borrowed some books from the school library.
本を数冊、学校の図書館で借りた。

 

I'm going to borrow a new CD from Tom.
トムに新しいCDを借りようと思う。

 

日本語で「貸して」というときは、相手を主語にした言い方をすることが多いですが、英語では逆に自分を主語にすることがほとんどです。「Can you lend me」という言い方は珍しいです。

 

例文

Can I borrow this book ?
この本貸してくれる?

 

Can I borrow some money ?
お金貸してくれない?

 

Would it be alright if I borrowed your computer ?
コンピューターを貸していただいてもよろしいでしょうか?

 

「Can I borrow…?」は何かを貸してもらいたいときに非常に良く使う表現です。お金を借りたいときにも、物を借りたいときにも使える表現ですので、ぜひ覚えておきたいところです。

 

お金に絡む「貸す」=rent

何かを貸すというときに、「賃貸する」ときにはいくつかの動詞を使い分けます。代表的なのが「rent」です。日本語でも「レンタカー」というのがありますが、その「レント」です。お金を払って何かを貸すときに使われます。

 

 

.例文

His room is available for rent.
彼の部屋が賃貸に出ている。

 

Don’t forget to pay the rent.
家賃を払うのを忘れずに。

 

「lent」と似ていますが、英語のネイティブにとっては「L/R」の発音はまったく違うので、混同しないように注意しましょう。「lent」は無料での貸し出し、「rent」は有料の貸し出しです。

 

契約・長期間で「借りる」=lease

何かを契約によって長期間で「借りる」ときに使うのが「lease」です。日本でもコピー機などのオフィス用品は「リース」することが多いですが、あれも長期間で契約によって借りているものです。

 

 

例文

We lease out land to the company every year.
うちの会社はその会社に毎年土地を貸している。

 

固い表現の「貸す」=loan

有料で貸すといったときの固い表現が「loan」です。これが日本語に輸入されて「カードローン」「住宅ローン」という言葉になっています。英語ではお金を貸すときだけでなく、物を貸すときにも使われます。

 

 

「貸す」というと「lend」も使いますが、「loan」はもっと表現として固く、法的な意味合いも帯びます。

 

例文

Jack loaned me his chair.
ジャクは椅子を貸してくれた。

 

「loan」の意味で重要なのは、名詞としても使われてきたという点です。

 

例文

The book is out on a loan.
その本は貸し出し中です。

 

I asked him for a loan of 100 dollars.
私は彼に100ドル貸してくれないかとたずねた。

 

名詞として使うときには「貸付金」を意味することもあります。日本語で住宅や自動車を買うときに「ローンを組む」と言いますが、これとほぼ同様の意味で使われます。

 

例文

I’m going to take out a loan from the bank.
銀行でローンを組もうと思うんだ。

 

「お金を借りる」に関する実用的な英語表現

無料で借りるとき

物やお金を借りるときの英語表現で良く使われるのは「borrow」ですが、これは移動できるものについて使われるもので、「アパートの部屋を借りる」や「電話を借りる」といった場合の移動不可能なものを借りるときには使うことはできません。

 

例文

Can I borrow your umbrella ?
傘を借りてもいいですか?

 

I borrowed this book from the library.
この本を図書館で借りました。

 

アメリカ英語では「check out」を使うことも可能です。
The city library allows you to check out three books.
市立図書館では3冊まで借りることができます。

 

有料で借りるとき

有料で短い期間だけ借りるのが「rent」です。注意したいのは、「貸す」だけでなく「借りる」ときにも使われるという点です。

 

例文

I rented a car to drive to his house.
私は彼の家に行くのに自動車を借りました。

 

「rent out」は「貸す」という意味だけで使います。
She decided to rent out the rooms to Japanese students.
彼女は部屋を日本人学生に貸すことに決めた。

 

お金を借りている状態のとき

お金を借りるときに良く使われる単語に「owe」があります。

 

例文

I owe my friend 500 dollars.
私は友達に500ドル借りている。

 

How much do I owe you for a lunch ?
ランチにいくら借りてますか?

 

よりネイティブらしい「お金を借りる」表現集

友人から借りるとき

・友人などの良く知っている人からお金を借りるときに使われる表現
Can I borrow some money ?

 

お金貸してくれない?
これは気心が知れた人に対して気軽に使う表現です。

 

丁寧に表現したいとき

May I borrow some money ?
お金を貸してくれませんか?

 

冒頭の「Can」を「May」に変えることによって丁寧さを表現できます。さらに丁寧にするには、「please」を文末に付けてみましょう。

 

支払いをしてもらいたいとき

お店での会計のときに手持ちのお金がないということもあります。食事をしたときなど、相手に対して自分の分も支払ってほしいとお願いするときには、次のような表現を使います。

 

例文

Can you pay for me ?
私の分も支払ってくれない?

 

自然な表現です。良ければ相手は「No problem.」(構わないよ)と言ってくれるでしょう。

 

手持ちの現金がないとき

また、お店で支払いをするときや交通費などで支払おうとしてときに現金が足りないことに気がつくというのも良くあることです。場合によってはその場でお金を借りなければならないこともあるでしょう。こういうときには「お金足りないんです」を意味する表現を覚えておくと便利です。

 

例文

I don’t have enough cash.
手持ちのお金が足りません。

 

「borrow」と「lend」の使い分け

「図書館で本を借りた」と英語で言うときには、通常は以下の表現になります。

 

I borrowed the book from the library.
ここで「lend」を使うとおかしな文になります。

 

2つの違いと使い方

お金の貸し借りということを考えてみます。ジャックがルーシーに10ドルのお金を借りたとしましょう。10ドルのお金はルーシーからジャックに渡りました。

 

Jack borrowed $10 from Lucy.
ジャックはルーシーから10ドル借りた。

 

Lucy lent Jack $10.
ルーシーはジャックに10ドル貸した。

 

Lucy lent $10 to Jack.
ルーシーはジャックに10ドル貸した。

 

主語が借りる人であるときと、貸す人であるときで動詞は変わります。日本語では「貸す」と「借りる」は似たようなですが、英語ではまったく違います。「lend」では目的語をお金にすることもでき、このとき貸す相手には「to」が付きます。

 

借りるときにどう使うか

借りるのが自分であったときにも、主語が自分なのか相手なのかで動詞が変わります。自分が主語のときには「borrow」で、相手が主語のときには「lend」です。

 

Can I borrow $10 ?
(私はあなたから)10ドル借りられますか?

 

Can you lend me $10 ?
(あなたは私に)10ドル貸してくれますか?

 

「borrow」と「lend」は逆にはできません。誰が誰に貸すのか、誰が誰に借りるのかをはっきりさせて使うようにしましょう。借りる人が主語のときには「borrow」で貸す人が主語のときには「lend」です。逆に使うとまったく違う内容になります。

 

文の構造を頭に入れよう

「borrow」借りる

borrow + something(物)+ from + somebody(人)

 

例文

I borrowed CDs from Jack.
私はジャックからCDを借りた。

 

borrow + something(物) + from + place(場所)

 

例文

I borrowed this machine from school.
私はこの機械を学校から借りた。

 

「lend」貸す

lend + something(物)+ to + somebody(人)
このとき、人を表す言葉の前には「to」が必要になります。

 

例文

Jack lent CDs to me.
ジャックがCDを私に貸してくれた。

 

lend + somebody(人) + something(物)

 

例文

Jack lent me CDs.
ジャックが私にCDを貸してくれた。

 

「borrow」と「lend」はこの構造が頭に入っていれば、あまり難しくありません。

 

物を貸したり借りたりしているうちに言葉は覚えますし、それによって会話を始めるきっかけにもなります。どんどん使って覚えましょう。「lend」は不規則変化動詞なので注意しましょう。過去形は「lent」です。

 

英語でお金を借りるときの注意点

誤解が生じないように

英語でお金を借りるときには、うまく表現して貸してほしいという気持ちを伝えることが大切です。

 

ただ、個人間の借金には注意を要します。うまく言えたつもりでも、母国語とは若干のニュアンスの違いがあるため誤解も生じやすく、価値観や文化の違いでせっかくの友人関係にも支障をきたす恐れもあります。

 

英語は世界の人たちが使う共通語としての地位を築いていますが、その分使う人の英語の習熟度によって伝わる意味合いも違ってきます。アメリカ人と英国人では価値観も違うでしょう。他の国であればなおさら違いははっきりします。

 

お金の問題は生活に直接つながっているためにデリケートです。信頼関係がベースとなっていますので、誤解によって信頼関係が損なわれないように注意しましょう。

 

また、日本人間でもそうですが、外国の友人からもお金を借りたら必ず返しましょう。そのときたまたま持ち合わせがないだけで、お金が入り次第すぐ返すと約束することも大切です。

 

返済期日を明確に

外国の人と日本人とでは文化も違いますし、価値観もまったく異なることがあります。外国の人は時間を守るという概念が日本人よりも希薄で、日本人は時間をきっちり守ることは当然のこととなっています。

 

近年良く言われることに、日本では電車がぴったりの時間に来るので外国人は驚くということがあります。日本では当然のことが外国では常識外ということは非常に多くあり、その点でも注意すべきです。

 

そのため、お金の貸し借りがあったときに返済の期日に対して考え方が異なることも考えられます。いい加減な約束で貸し借りするのではなく、返済の期日を決めておきましょう。

 

また、何度も借りたり貸したりするのも考えものです。信頼関係を元にしているので、その関係が壊れない程度の貸し借りにしましょう。

 

相手の了承を取ったうえで記録を残しましょう。いつまでに返済することをしっかり残しておけば、後から請求したりされたりというときに揉め事になりにくいです。

 

相手が帰国するリスクがある

外国の人とのお金の貸し借りをするときに注意したいのは、相手が帰国するリスクがあるという点です。どちらが借りても、離れ離れになってしまっては返せるものも返しにくくなります。

 

貸した側がそのまま損することも考えられます。お金の問題は後からトラブルの原因となることもあります。

 

こちらが日本で借りたお金を、「もう帰国するからすぐ返してくれ」と言われて困ってしまうことも考えられますし、こちらが貸したお金を返してもらえないまま相手が帰国することも考えられます。

 

ランチ代くらいならそれほど痛くはありませんが、貸し借りの回数が増えれば問題でしょう。借りたらすぐ返済する、貸したらすぐ返してもらうという関係のほうが心地よいと言えます。

 

まとめ

お金を借りる英語表現は決して難しくありません。基本の構文を覚えておけば楽に使えます。主語が誰かによって動詞が変わる点に注意しましょう。