事業資金の調達法、個人事業主がお金を借りる方法はこれ!

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個人事業主がお金を借りる方法は?事業資金の調達法について

「個人事業主は会社員と比べて審査が厳しい」というのが一般的です。理由は「安定した収入がある」という面から見た場合、会社員の方が安定しているからです。

 

だからと言って、「個人事業主はお金を借りられない」というわけではありません。個人事業主でもお金を借りる方法がいくつかあるので、それを紹介します。

 

 

創業時の資金調達は「新創業融資制度」で

日本政策金融公庫には「新創業融資制度」があります。

 

新しく事業を立ち上げた時の不安定な時期でも力になってもらえる融資制度で、無担保、無保証で3,000万円まで融資が可能となっていますが、実際融資を受けるとなると自己資金の3倍程度までとなっているようです。

 

創業資金の融資を受けるためには創業計画書という書類が重要になりますが、この書類作成は商工会議所が主催する「創業セミナー」などで詳しく説明を受けられます。

 

また日本政策金融公庫の窓口でも審査担当者に相談すれば、詳細な書き方を教えてもらえるので、書類作成で心配する必要はありません。「「新創業融資制度」の申込は、インターネットや電話からでも申し込みが可能です。

 

利用金利は年率約2.0%、返済期間は設備資金であれば20年、運転資金でも最長7年まで設定する事が出来るので、まずは気軽に相談してみる事をおすすめします。

 

「小規模事業者経営改善資金制度(マル経融資)」を利用する

「小規模事業者経営改善資金制度」は一般的に「マル経融資」と呼ばれている融資制度で、商工会議所や商工会などで推薦状を書いてもらえれば、「「新創業融資制度」と同じように、日本政策金融公庫から事業資金が借りられる融資制度です。

 

「マル経融資」は商工会議所の経営指導を受けた中小企業が受けられる融資商品で「担保や保証人が不要」とか「低金利で借りられる」「返済期間の据え置きも可能」といったように多くのメリットがあります。

 

担保や保証人が不要

「マル経融資」は基本的に無担保・無保証で融資が受けられるので、保証人を誰かに頼まなければならないという事や、不動産を担保に差し入れたりする必要がありません。

 

無担保・無保証の場合は保証協会の保証が必要になる事が多いですが、「保証協会」も不要なので補償費も必要なく、無駄な経費を掛けずにお金を借りる事が出来ます。

 

商工会議所の会員以外も利用が可能

この制度の取り扱いは商工会議所や商工会から推薦状を書いてもらう必要があるので「それぞれの会員にならなければならない」と思うかもしれませんが、会員でなくても申し込みが出来ます。なぜなら、個人事業主が商工会議所の会員になってもほとんどメリットがありません。

 

時には職員から会員にならないかと進められる事もあるようですが、断ったからと言って不利になるような事は一切ないので心、会員電ないからと言って配する必要はありません。

 

低金利で融資が受けられる

「マル経融資」の一番のメリットは金利の低さで、2017年末の時点での利用金利は1.11%、融資限度額は最大で2,000万円までが借りられます。この金利は運転資金であろうが、設備資金であろうが同じ金利です。

 

ただし、変動金利なので社会情勢によって変化する事があるので注意が必要ですが、その他の金融機関で融資を受ける事を考えると、はるかにメリットがあります。

 

返済期間の据え置きが可能

「マル経融資」の返済期間は、運転資金で7年、設備資金で10年、金融機関の一般的な融資期間と比べても長期返済が可能で、元金返済については、運転資金の場合は最大で1年間、設備資金の場合は最大で2年間の据置が可能です。

 

「資金繰りが安定しないので少しだけでも先延ばししたい」という事も可能なので自営業の方にとっておすすめの融資制度です。

 

マル経融資で注意する事

自営業の方にとってメリットの多い「マル経融資」ですが、利用にあたって注意しなければならない事があります。

 

6か月間の経営指導を受ける必要がある。

「経営指導」は、商工会議所や商工会で決算書や事業計画書に基づいて、経営指導者のコンサルタントを受ける必要があります。

 

「経営指導」は商工会議所の審査のようなもので、融資を受けるには6か月以上、経営や金融に関する指導を受けてからになります。

 

創業資金として利用できない

「マル経融資」は、融資を受けるために原則6か月間の経営指導を受けなければならないので、緊急で資金を用意しなければならない時や、創業するための資金としては利用できません

 

創業資金については先ほどの「「新創業融資制度」を申し込むという方法があります。

 

希望通りの融資が受けられるとは限らない。

「マル経融資」の融資限度額は、最大で2,000万円までとなっています。ただし、申し込みをすれば2,000万円借りられるというわけではありません。

 

融資額は経営状況や目的によって審査され、融資限度額は審査結果によって決まるので、必ず希望通りの融資が受けられるというものでもありませんし、場合によっては、減額の可能性の可能性もあります。

 

最悪融資を断られる事もあるので、確実に融資を受けたい時は、他の方法も視野に入れておく方がよいかもしれません。

 

消費者金融でお金を借りる

事業資金としてお金を借りる方法として日本政策金融公庫などで融資が受けられれば何の問題もありません。

 

ただ、「新創業融資制度」や「マル融資」でお金を借りるには、相当の時間が必要になるので「1週間以内にお金を用意しなければならない」というように、緊急を要する場合は間に合いません。

 

では、そのような状況になった時は、どこへ申し込むのがよいのでしょう。

 

手軽に借りられるのは消費者金融

消費者金融には、意外と個人事業主の多くの方が利用している人気のローンがあります。貸金業協会がまとめたアンケートで「資金需要者及び貸金業者向けアンケート調査結果報告書」があります。

 

この調査では、借入経験がある個人事業者の45%が、新たに借入をする場合も「貸金業者」を選んでいるという結果が出ています。この調査結果は、「銀行」を借入先に選んだ業者の43.5%よりもわずかですが多く、すべての借入先でトップでした。

 

また、貸金業協会の別のアンケート調査では、借入経験がある事業者の76.0%が、借入先候補に「貸金業者」を挙げていたことも明らかになりました。

 

借入先を消費者金融とした事業者は、銀行などの預金取扱金融機関の70%を上回り、「消費者金融が借入先候補のトップになっている」という結果を見れば「事業資金を借りるのなら消費者金融」という結果になっています。

 

消費者金融が選ばれる理由

個人事業主が消費者金融を借入先に選ぶのは「審査が早い」事や、一般カードローンと違いビジネスローンは「年収に関係なく借りられる」とか「手続きが簡単」という事を求めているからです。

 

少しでも早くお金を準備したいという個人事業主にとって、手軽に申込める事や、「即日融資」で借り入れが出来るローンもあるという事で人気があります

 

総量規制の対象外

また、ビジネスローンは総量規制の対象外になるので、融資限度額が年収の3分の1位以内という制限がありません。ですから「収入が少ないから」といって、融資限度額が少なくなるという心配もありません。

 

返済能力がしっかりしていれば、年収に関係なくお金が借りられるのも、ビジネスローンのメリットのひとつです。

 

ビジネスローンでお金を借りる

「同じ融資を受けるならできるだけ低金利で借りたい」と思うのは当然の事ですが、なぜ低金利で借りられる銀行よりも、消費者金融のビジネスローンに人気があるのでしょう?

 

銀行で融資を受けると間違いなく低い金利で融資を受けられますが、「担保や保証人が必要」とか「用意する書類が多い」「審査に時間がかかる」というデメリットがあります。

 

銀行は低金利で貸し出すため、申込者の返済能力を慎重に確かめたうえで融資するので、収入が安定していない個人事業主などの場合は、融資を受けるまでにある程度の時間が必要になります。

 

そこで「今すぐお金を用意しなければならない」と言う場合、多少金利が高くても、スピード審査が可能な消費者金融のビジネスローンを選ぶ個人事業主も少なくありません。

 

手軽に申し込みが出来る

消費者金融で事業資金を借りるもう一つの理由は「申込をする時に用意する書類が少ないので、準備に時間や手間がかからない」という事です。消費者金融のビジネスローンを銀行と比較すると「手続きが簡単」という事です。

 

ビジネスローンは一般カードローンと違って、借入希望額が50万円以上になる場合も多いので本人確認書類以外に収入証明書類が必要です。金融業者によっては、事業実績を証明する書類を求められることもありますが、それでも銀行で融資を受ける事を考えれば、少ない書類の提出だけで申込が出来ます。

 

また、担保や連帯保証人を用意する必要がないので、人に頭を下げて保証人になってもらう事もないので手軽に申し込みが出来ます。

 

最短即日融資も可能

消費者金融のビジネスローンは、審査結果が短く、ビジネスローンによっては最短即日の融資が可能なビジネスローンもあります。

 

申込方法は、インターネットからの申込が可能なので、わざわざ店舗まで足を運ぶ必要がありません。提出書類もパソコンやスマホから送れるので、隙間時間を見つけて申し込み事が出来ます。

 

銀行の場合も、インターネット対応が増えていますが、本審査の結果が出るまでに時間がかかる事や、書類のやり取りが郵送になる事も多いので、融資が受けられるようになるまで早くても1ヵ月以上の時間が必要ですが、消費者金融のビジネスローンなら時間を気にする事はありません。

 

生活費で使う事も可能

大手消費者金融の場合、利用目的は「自由」となっているのがほとんどで、事業目的で借りたとしても、生活費の補てんに利用する事が出来ます。

 

一般カードローンを事業資金に利用する人もいますが、一般カードローンの場合は総量規制の対象になるので、年収が少なければ融資限度額は少なくなります。

 

しかし、ビジネスローンは総量規制の「例外」にあたるので、審査に通れば年収の3分の1を超えても融資が受けられますし、事業資金以外に生活費としても利用できるというメリットがあります。

 

まとめ

事業資金としてお金を借りる場合、公的機関の融資制度で借りる事が出来れば低い金利でお金を借りられるというメリットがあります。

 

しかし、公的資金制度は「融資までの時間がかかる」というデメリットがあります。

 

「予定していたお金が入ってこない」とか「業者への支払いが1週間先に迫っている」というような、急を要する場合は利用することが出来ません。

 

そこでおすすめするのは、消費者金融のビジネスローンを申し込んでおくという方法です。

 

消費者金融のビジネスローンは審査が早いところなら即日融資で借りる事が出来ますし、遅くても2~3日以内に審査を通るところがほとんどなので「急ぎでお金を借りたい」という場合でも心配する事はありません。

 

ビジネスローンは利用しなければ利息は発生しませんし、会費も不要なので、急な出費に備えて契約してくのもひとつの方法です。