利子なしでお金を借りることはできる?

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利子なしでお金を借りることはできるのかを徹底解説!

 

金融機関からお金を借りると、必ず利子(利息)がかかります。返済のときには借りたお金、つまり元金に利子をプラスして返済するのが通常です。

 

利子は各社で規定された金利によって計算されます。ただし、限定された条件とはいえ利子なしでお金を借りることもできます

 

 

利子なしでお金を長期間借りることはできない

利子なしでお金を借りることは不可能ではありません。

 

消費者金融業者が一定期間だけ無利子で融資してくれるサービスを展開しています。

 

ローン商品を比較

実際に利子を払うことなくお金を借りる手段はありますが、長期間にわたって無利息というローン商品やカードローンはありません。

 

  • 住宅ローン:利子あり
  • マイカーローン:利子あり
  • 教育ローン:利子あり
  • おまとめローン:利子あり
  • ビジネスローン:利子あり
  • 銀行融資:利子あり
  • カードローン:利子あり、ただし無利息期間あり

 

金融機関からお金を借りると金利がかかるので、借入金額と借入期間に応じて必ず利子が発生します。金融機関はお金を貸して、それに利息を付けて返済してもらうことによって利益を出しているからです。

 

消費者金融業者でも銀行でも、まったく同じことです。ただし、消費者金融業者や一部の銀行では無利息期間サービスを展開しており、それを利用すれば利子なしでお金を借りることができます。

 

無利息期間とは?

一部のカードローンには、「無利息期間」というものを設けているものがあります。おおよそ1週間から30日程度、長くて180日間という長期の無利息サービスを提供している業者もいます。

 

これは基本的に新規の顧客を獲得するためのサービスで、契約日または初回借入日から何日間かを利子なしで借りられます。50万円を年率18%で借入すると、30日後には7397円の利子が付きますが、それをゼロとするものです。30日以内に50万円を返済すれば完済となります。31日目から1日につき約246円の利息がかかります。

 

アコムやアイフル、レイクALSAなど大手の消費者金融業者だけでなく、中小の業者でも導入しているところがあります。様々なパターンがありますが、基本は同じです。

 

活用の仕方次第ではお得に借りることができるため、急ぎで現金が必要という場合にも焦らずにこうしたサービス内容を確認してから申し込みをしましょう。1ヶ月の利息は数千円に過ぎませんが、無駄なコストはカットしたほうが節約になります。

 

限定的なサービス

無利息サービスで注意したいのは、非常に限定的という点です。そのローン商品に初めて契約する人が対象で、初回特典のようなものです。何度も利用できればありがたいですが、基本的に初回1回のみ利用可能です。

 

例外的にノーローンという消費者金融業者では何度でも利用できますが、無利息期間は7日間と非常に短くなっています。商品ごとに内容に微妙な違いあることにも注意しましょう。

 

たとえばプロミスでは初回借入日の翌日から30日間無利息ですが、Web明細を利用する人に限りますし、レイクALSAの180日間無利息は借入額のうち5万円までと制限されています。

 

初めてカードローンを利用する人や、急ぎで現金が必要なとき、無利息期間内に全額返済できるときなど、利用の仕方を充分に検討して考えましょう。

 

急な出費があって、次の給料日まで生活費が足りないといったとき、給料日になったら全額返済できるなら非常に有効な方法です。5万円だけ借りて、無利息期間内に全額を返済するなら、返済するのは借りた5万円だけで済みます。

 

この方法なら、まったく利子を払うことなく借入できます。

 

利子なしで借りられる消費者金融業者 

無利息サービスのルール

消費者金融業者や一部の銀行が導入している無利息サービスは大きく分けて2つのタイプがあります。

  1. 契約日の翌日から無利息期間が始まる。
  2. 初回借入日の翌日から無利息期間が始まる。

 

注意したいのは1.の場合では契約した日から起算するので借入が遅れると、それだけ無利息期間は減ってしまいます

 

たとえば4月1日に契約して4月10日に借入したとすると、無利息期間は5月2日に終わってしまうので、1ヶ月後の5月10日に返済すると9日間の利息が払う必要が出てきます。契約後すぐに借入したほうがお得に借りられます。

 

基本的には無利息期間中にも返済は可能ですので、お金を用意でき次第、返済したほうが良いでしょう。一部でも返済できれば、利子がかかるようになってからの利息は減ります。

 

各社の無利息サービスの開始日と期間は以下のようになっています。

 

業者・銀行 無利息開始日 無利息期間
レイクALSA 契約日の翌日
  • 全額30日間
  • 5万円まで180日間
ジャパンネット銀行 初回借入日 30日間
プロミス 初回借入日の翌日 30日間
アコム 契約日の翌日 30日間
アイフル 契約日の翌日 30日間
ノーローン 借入日の翌日 7日間

 

プロミス

プロミスでは30日間の無利息期間サービスが提供されており、初めての借入日の翌日から起算します。ただし、以下の3つの条件を満たしている必要があります。

 

プロミスを初めて利用する人

いったん解約して契約した人は除外されます。

 

Eメールサービスに登録すること

無利息サービスを受けるには、申し込みのときにパソコンまたは携帯電話のメールアドレスを登録します。申し込み画面にアドレスを登録する項目があります。そこにアドレスを入力しておきましょう。

 

契約内容の詳細を通知してくれたり、ローン利用中に限度額増額の案内が通知されたり、また返済お知らせメールを通知してくれたりなど、利便性は高いです。

 

Web明細を利用すること

Web明細は、パソコンやスマホから会員サイトにログインして利用明細書や借入状況、返済額を確認できるようにしたサービスです。

 

アコム

アコムは契約日の翌日から30日間、無利息になります。初回借入日ではないので注意しましょう。以下の2つの条件を満たしている必要があります。

 

アコムを初めて利用する人

以前にアコムを利用したことがあるとき、再契約では無利息サービスが受けられません。

 

返済日を「35日ごと」に設定すること

35日ごとというのは前回の返済日の翌日から35日以内に返済する方法です。毎月同じ日に返済する方式も選択できますが、その場合には無利息サービスは適用されません。

 

35日ごとの返済では、たとえば4月1日に返済すると次回の返済予定日は5月6日です。このとき、35日以内の4月10日に返済すると次回返済日は35日後の5月16日となります。

 

多少面倒な返済方式ですが、「1回の返済期間が1ヶ月以上ある」と考えておけばいいでしょう。給料日は毎月同じ日ということが大半ですので、自分の給料日に合わせて返済すれば問題ありません。

 

レイクALSA

レイクALSAの無利息サービスは独特です。「5万円まで180日間無利息」と「全額30日間無利息」の2種類のサービスが用意されています。5万円まで180日間無利息は、借入限度額が200万円以下の人が対象です。

 

多くの場合、年収が高い人でも初回契約では限度額は100万円程度に設定されますので、ほとんど初回契約者の全員が2つから選択できると考えていいでしょう。

 

レイクALSAでユニークなのは180日間無利息でしょう。30万円を借入したとき、年率18%のとき30日後の利子は4438円となりますが、このサービスを利用した場合には利息の元金となるのは25万円であるため、30日後の利子は3698円です。わずかな違いですが、かなりお得に利用できます。

 

どちらを選択するかは、借入額と返済期間との兼ね合いで考えます。10万円を借入して6ヶ月で完済することを考えると、30日間無利息の利子合計は3542円で、5万円まで180日間無利息の利子合計は1500円となります。

 

ノーローン

無利息サービスで有名なのは「ノーローン」です。社名からして、無利息のサービスを全面に打ち出した業者です。ノーローンでは、初めて利用した場合にも、いったん完済してそこから新規借入した場合にも、借入翌日から7日間が無利息になります。

 

他の業者にはないユニークなサービスと言っていいでしょう。無利息サービスを回数無制限で何度でも利用可能なのはノーローンだけです。

 

使い方として有効なのは、短期の借入です。毎月25日の給料日で、その前に使えるお金がピンチになったとき、給料日の7日前である18日に借入します。7日目が25日ですのでここで完済すればまったく利息を支払うことがありません。

 

確実に返済できる日の7日前以降に借りて、きっちり無利息期間内に完済するのが利用のコツです。半分だけ返済して残りは翌月などと考えると、ノーローンのメリットが減ってしまいます。

 

中小の消費者金融業者

無利息サービスを提供しているのは、大手ばかりではありません。中小・中堅の消費者金融業者でも無利息サービスはあります

 

セントラル

中堅の消費者金融業者として利用者の多いセントラルでは、30日間無利息サービスがあります。ネットを経由して全国から申し込み可能です。

 

融資までの時間 最短即日融資
金利(年率) 4.8%~18.0%
限度額 1万円~300万円
無利息期間 30日間

 

ライフティ

大手の消費者金融業者の審査が通らない人にも融資する業者として知られるライフティにも無利息サービスがあります。初めて利用する人には35日間無利息です。全国から申込可能です。

 

融資までの時間 最短即日融資
金利(年率) 8.0%~18.0%
限度額 1万円~500万円
無利息期間 35日間

 

フタバ

他社借入件数が多くても借入できる業者として信頼を置かれているフタバにも無利息サービスがあります。初めて利用する人を対象に30日間無利息となります。

 

融資までの時間 最短即日融資
金利(年率) 14.959%~17.95%
限度額 1万円~50万円
無利息期間 30日間

 

ニチデン

大阪府や京都符など関西地域限定で融資するニチデンにも無利息サービスがあります。初めて利用する人向けに90日間という長期間の無利息サービスが提供されています。

 

融資までの時間 最短即日融資
金利(年率) 7.3%~17.52%
限度額 1万円~50万円
無利息期間 90日間

 

利子なしで借りられる銀行

銀行のカードローンでは無利息サービスは珍しく、一部のネットバンクで提供されているだけです。メガバンクにはこうしたサービスはありません。

 

ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行が提供しているカードローンには無利息サービスがあります。初回の借入日から30日間が無利息となっています。

 

契約日からではない点も良心的と言えるでしょう。契約してから焦って借入する必要はありません。

 

ただし、条件によっては無利息にならないこともあります。返済日に遅れて滞納したときには、無利息サービスが利用できません。規約に違反しているときにも、サービスが適用されなくなります。ごく一般的な常識の範囲で利用する分には、ほとんど必ず適用されます。

 

また、通常の30日間無利息サービスの他にも期間限定の特典として無利息サービスが提供されることもあります。たとえば無利息期間が100日になるというキャンペーンがかつて実施されたことがあります。この期間中に申し込みして契約すると、通常よりもかなり長い間無利息サービスを利用可能です。

 

キャンペーンは銀行のホームページにも記載されていますし、ネットの広告にも表示されることがあります。ジャパンネット銀行はVISAデビットの利用も可能ですし、利用限度額は業界でも最高レベルが提供されており、24時間365日ネットで借入・返済できるので利便性が高いローンです。

 

楽天銀行

通販で有名な楽天グループは楽天銀行を開設して銀行業務も行っています。楽天銀行の提供する「スーパーローン」は、2つの条件を満たせば30日間の無利息サービスを受けることができます。

 

  1. 新規で楽天銀行の口座を開設して、同時に楽天スーパーローンの申し込み、成約にまで至ること
  2. 楽天スーパーローンの返済口座を楽天銀行の口座に指定すること

 

この条件を満たすのは、それほど難しいことではありません。無利息期間は初回借入日の翌日から30日間です。契約日ではないので、契約だけしておいて、後から必要になったときに借入すれば無利息サービスが開始されます。

 

楽天銀行の口座開設の申し込みフォームに「銀行口座・追加オプションサービス」という項目があります。ここでスーパーローンの申し込みが可能です。また、不定期ですが、期間限定で金利半額キャンペーンが実施されることもあります。特設ページから申し込むと金利が一定期間半額になるというサービスです。

 

生活福祉資金貸付制度は利子なしでお金を借りることができる

4つの貸付制度

自治体が一定の条件を満たす人を対象に生活福祉資金貸付制度を提供しています。この制度を利用すると、完全に利子なしでお金を借りることができます

 

以下の4つの貸付制度があります。

 

総合支援資金
種類 資金使途
生活支援費 生活を再建するまでに必要な生活費
住宅入居費 住宅の賃貸契約をするための費用
一時生活再建費

・就職や転職のために必要な技術習得
・滞納している公共料金の立て替え
・債務整理に必要な費用

 

福祉資金
種類 資金使途
福祉費 ・ケガや病気の療養に必要な経費

・介護サービスを受けるのに必要な経費
・災害によって臨時に必要な費用
・福祉用具の購入費用
・生計を立てるための仕事の必要経費

緊急小口資金 災害にあったときに臨時で必要な経費

 

教育支援資金
種類 資金使途
教育支援費 低所得世帯の子供の通学費
就学支援費 低所得世帯の子供の入学費

 

不動産担保型生活資金
種類 資金使途
不動産担保型生活資金 低所得の高齢者世帯の生活資金
要保護世帯向け不動産担保型生活資金 生活保護を受給している高齢者世帯の生活資金

 

利子なしの条件

生活福祉資金貸付制度では、連帯保証人がいれば無利子になります。福祉資金と教育支援資金は、連帯保証人がいなくても無利子です。連帯保証人は原則的に受給者と同一の都道府県内に住んでいて、なおかつ生計が別になっている人である必要があります。

 

総合支援資金
種類 金利 返済期間
生活支援費

保証人あり:無利子
保証人なし:年率1.5%

10年
住宅入居費

保証人あり:無利子
保証人なし:年率1.5%

10年
一時生活再建費

保証人あり:無利子
保証人なし:年率1.5%

10年

 

福祉資金
種類 金利 返済期間
福祉費

保証人あり:無利子
保証人なし:年率1.5%

20年
緊急小口資金 無利子 12ヶ月

 

教育支援資金
種類 金利 返済期間
教育支援費 無利子 20年
就学支援費 無利子 20年

 

不動産担保型生活資金
種類 金利 返済期間
不動産担保型生活資金 年3%または長期プライムレートのいずれか低い利率 契約終了後3ヶ月以内
要保護世帯向け不動産担保型生活資金 年3%または長期プライムレートのいずれか低い利率 契約終了後3ヶ月以内

 

利用できる人

生活福祉資金貸付制度は無利子または超低金利でお金を借りることのできる制度ですが、利用できる人とできない人がいます。誰もが受給できるわけではありません。

 

  • 低所得世帯:収入が少なく、そのために他から借入できない世帯
  • 高齢者世帯:65歳以上の高齢者がいる世帯
  • 障害者世帯:身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持つ人がいる世帯

 

この制度の問題点のひとつですが、生活保護や失業保険などのようにお金を給付するのではなく、あくまで貸付であって、返済できる見込みがないと適用されません

 

しかも他から借入があるとき、たとえば消費者金融業者から借りているような場合には適用外となります。生活に困窮してはいるが、金利が低いという理由で生活福祉資金を借りたいという理由では適用されません。

 

東京都の説明によると、この資金は「生活保護費では対応できない用途に資金が必要な場合に、福祉事務所の許可を得て貸し付ける」としています。所得が極端に少なく、消費者金融や銀行でお金が借りられない人向けの制度です。

 

とはいえ、すでに消費者金融業者から借入している人を門前払いするというわけでもなく、相談には乗ってもらえるので行ってみることには価値があります。

 

まとめ

利子なしでお金を長期間借りるのは困難ですが、一部の消費者金融業者や銀行には無利息期間があります。上手に使ってお得にお金を借りましょう。