紹介屋の手口とは?紹介料請求と成果報酬搾取

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紹介屋の手口

金融犯罪の手口が増えています。今、最も危険な手口の一つといえるのが紹介屋です。多重債務で苦しんでいる方だけではなく、これからキャッシングをしようと考えている方すべてに紹介屋の危険が迫っています。

 

紹介屋はその名のとおり、自社では融資を行わずに他社を紹介するというもの。しかしその紹介の形にもさまざまあります。連携を取りながら悪質な商法をとっている紹介屋もあれば、全くかかわりのない大手を勝手に利用している紹介屋もあります。

 

手口はさまざま。そもそも最初から自社で融資を行うことはありません。他社から借り入れをさせることで収益をあげようとするのが紹介屋の手口です。

 

 

①紹介料請求パターン

「自社では融資を行わず、他社を紹介する」というもの。紹介料を請求する古典的な方法があります。

 

現在もまだ横行していますが、月刊漫画雑誌や新聞広告などに「ブラックOK」「即日200万円融資」などの広告を目にすることがあります。実はこれこそが紹介屋。

 

すべてではありませんが、すべてと思ってよいでしょう。そうかもしれないし、そうではないかもしれない、そんなリスクを冒してまでそこを選択する必要はありません。

 

申し込み者は広告を見て紹介屋に電話をします。もちろん紹介屋とは知らず、貸金業者と信じてのこと。紹介屋はさまざまな理由をつけながら「自社では融資はできないが信用をみるために他社で実際に融資を受けられるか確認します」というような内容を伝えてきます。ときには「提携店だ」「グループ会社だ」と詐称することもあります。

 

住んでいる地域を聞いて、その近くにある消費者金融名を伝え実際に申し込みに行くように指示します。指示されたとは言わずに実際に申し込みをするのと同じようにするよう伝えられます。

 

ポイント
つまり、その消費者金融には紹介屋が絡んでいることを知られないためです。紹介屋と消費者金融は一切関係がないためにこれを伝えると融資は受けられません。

 

消費者金融から融資を受けた満額を、紹介屋の指定した口座に振り込みます。その中から「紹介料を差し引いた金額」を融資として再度申し込み者の口座に振り込みます。全く関係のない消費者金融からの借り入れを紹介屋が仲介した形になっているというパターンです。

 

紹介料はいくら?

数千円程度の紹介料ではありません。融資額の3割から5割もの紹介料を差し引かれることになります。

 

 

②成果報酬搾取パターン

最近非常に多くなってきたのが成果報酬搾取のタイプです。インターネット上にはさまざまな広告が出ています。

 

例えばキャッシングにかかわる検索をすれば広告窓にはキャッシングに関する広告が出てくるでしょう。その人の検索意図をくみ取った内容が自動的に表示されています。

 

これらの広告には「そこから申し込みをすれば成功報酬が得られる」ようになっています。ブラックOKなどとうたいながら、個人情報を入力させて代行申し込みなどを称しながら複数の消費者金融に実際に紹介屋が申し込みを行います。

 

複数社に申し込みを行い1社でも審査に通過すれば紹介屋の儲け、つまり広告による成果報酬を受け取れるというものです。

 

複数社申込の中には大手消費者金融が含まれることもありますが、大半の場合には審査が通りやすい中堅消費者金融です。金利や返済方法などのさまざまな条件を比較することなく申し込みされています。

 

インターネット上でのやりとりとなり実際の店舗がない場合がほとんどです。人件費等のコストがかからないために成果報酬がまるごと収益としてあげられるため今、最も多い紹介屋のパターンになっています。

 

 

何が危険なのか

いずれのパターンでも、問題なのは「申し込み時に個人情報を申告する」ということ。
電話で申し込みをしたときでも口頭で個人情報として

  • 氏名
  • 電話番号
  • 住所
  • 生年月日
  • 勤続先情報
  • 家族構成
  • 他社からの借入金額

などを聞かれます。

 

ここまで聞かれたうえで「融資はできないが紹介する」と言われればどうでしょうか?
個人情報を伝えたという恐怖が勝ち、執拗な勧誘に折れてしまうでしょう。

 

特に恐ろしいのはネット上の紹介屋です。
どこの消費者金融に申し込みを行うのかが定かではないどころか、一度に申し込みを複数社に行うことで「申し込みブラック」の形が作られてしまいます。

 

個人情報を入力することには細心の注意を払わなくてはなりません。成果報酬型は確かに実費として支払うものがないため実がないと考えるかもしれません。しかしそこには、「悪用できるだけの個人情報の詳細を提供してしまった」事実が残ります。

 

これをきっかけに次々と闇金や紹介屋、さまざまな甘い誘いが執拗に届くようになるでしょう。

 

どのようにすればよいのか?

「消費者金融へは自分で直接申し込みを行う」ことは基本中の基本です。しかし紹介屋を利用してしまったということを知らないままに事が進むことも少なくありません。

 

金融犯罪は年々増加しており、その方法も巧妙になっています。それでも消費者金融を紹介されたのであればまだマシでしょう。闇金などの悪徳業者を紹介される事例もあります。

 

まず、消費者金融選びから入念に行わなくてはなりません。大手消費者金融を選ぶこと、そこには危険を回避する意味も大きくあります。