絶対審査が通るカードローンはあるの?

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絶対審査が通るカードローンは存在するの?

 

もしも絶対審査が通るカードローンというのがあれば非常に便利ですが、現実としてそういったカードは存在しません。いわゆる闇金なら確かに絶対審査に通るとも言えますが、こういった違法組織にはカードを発行するようなところはないと言っていいでしょう。

 

カードを発行する限り審査はありますし、絶対とは言えません。

 

 

カードローンの審査基準は金融機関で異なる

審査の厳しい・緩いという違いはある

カードローンの審査は、申し込みの時に記載された個人情報と信用情報機関から取得したデータの内容によって合否が決まります。どの業者であっても審査の方針に大きな違いはありません。

 

貸す側とすると、どこの誰かも分からない人に貸して返済されずに逃げられてしまっては完全に貸し倒れとなってしまうので、そういったリスクを避ける意味でも、絶対に審査はします。

 

そのため、「絶対に審査が通るカードローン」というのはあり得ません。

 

とはいっても、実際の審査の基準は会社ごとに異なっています。ある業者で審査に通過できなかった同じ人が、申し込み内容をまったく変えずに別の業者に申し込んだら審査に通過できたという事例は非常に多くあります。

 

審査の厳しい業者と緩い業者があるのは事実と言っていいでしょう。

 

また、いったん審査で否決された人が、同じ業者に別の時期に申し込んだら審査に通るという可能性もあります。というのも、金融業界には「審査に通りやすい時期」があるからです。多くの金融機関は毎年4月が決算になります。

 

この時期を迎える前に目標に到達できていないときに、審査基準を多少緩めていることが推測されています。おおかたは年明けの1月から2月くらいにかけての時期は審査に通りやすくなる傾向があります。

 

ローン会社によっては、自社の成績が下降気味のときに審査基準を緩めにして、通常の時期なら審査に通過させないギリギリの人を審査に通すということもしています。一概にこの会社は審査が緩いとか厳しいというのも断言するのも困難です。

 

「絶対に審査に落ちる人」はあり得る

絶対に審査に通るということは言えませんが、逆のケースには「絶対」があり得ます。

 

絶対に審査に通らないという人は以下のようなものです。これらの条件にあてはまっていない人は、何らかの方法を使えば借りられる可能性があります。

 

未成年者

未成年者はローン会社の審査に通りません。というのも、未成年者は「契約」そのものができないからです。多くの業者で申込条件として「20歳以上」としているのは、民法に「未成年者の契約は一方的に破棄しても良い」という意味合いの規定があるからです。

 

未成年者が親権者の同意なく結んだ契約では、契約者側の事情で一方的に破棄しても良いという規定があるため、多くの業者で未成年者は契約を結べません。

 

自己破産者

 

借金を法的措置によって整理する方法には、任意整理や個人再生といって手段があります。これらは利息や債務の減額を話し合いや裁判によって決定して、利用者の利益とするものです。この2つは「借金の返済」をしますので、債務整理といっても制裁が軽めです。

 

それに比較すると、自己破産は意味合いが重いとされます。自己破産は借金をまったくなかったことにするもので、返済を一切しないからです。そのため、自己破産者は破産から10年間はほぼ絶対に借入することはできません。

 

他社のローンを延滞中

審査が甘い業者というのは実際に存在します。債務整理経験者にも貸出するという業者や、信用情報に問題があっても現在の返済能力に問題がなければ貸すという業者もいます。ところが、そういった業者であっても、他社のローンを延滞して放置している状態のときには契約できません。

 

その業者からすると、自社から借りたお金で他社に返済されてしまっては、自社への返済が滞る危険があります。よほどの事情がない限り、他社への返済を延滞している最中では新規に契約できることはありません。

 

本人確認書類がない

非常に珍しい事例ですが、本人確認書類がないときには絶対に審査には通りません。通常は運転免許証もしくはパスポートを本人確認書類としますが、この2つを持っていない場合には健康保険証が本人確認書類として機能します。

 

誰もが持っているはずの保険証ですが、なかには保険証さえ持っていないという人もいます。このとき、本人確認が取れないので借入は絶対にできません。

 

審査に通過できる最低月収

カードローンを提供する業者・銀行は数多くありますが、審査基準は公表されていません。どういった基準で審査に通しているのかというのは、秘匿性の高い情報であるために外に漏れ出てくることはないと言っていいでしょう。

 

ただ、ローン会社が公表している借入限度額や、多くの口コミ情報を元にして審査の難易度はある程度の予想がされています。それによると、借入の審査に通るのは、業者が設定している最低借入限度額の3倍の年収がある人です。

 

おおよそ以下のように推測されています。
業者・銀行名 借入限度額 審査通過に必要な最低月収
消費者金融 アコム 1万円~800万円 1万5000円
アイフル 1万円~800万円 1万5000円
SMBCモビット 1万円~800万円 1万5000円
プロミス 1万円~500万円 1万5000円
レイクALSA 1万円~500万円 1万5000円
銀行 三井住友銀行 10万円~800万円 2万5000円
三菱UFJ銀行 10万円~500万円 2万5000円
みずほ銀行 最大800万円 2万5000円
りそな銀行 10万円~800万円 2万5000円

 

「お借入診断」などの簡単入力による診断で試しても、たとえばプロミスで年収18万円と入力すると「借入可能」という診断結果が得られます。とはいえ、他社の借入状況や個人の属性次第では審査に通過できない可能性もあります。

 

基準が緩めと推測できる要素

審査基準そのものは外に漏れることはないので、正確に把握はできませんが、ある程度の推測は可能です。

 

たとえばカードローンの専門の会社は、それだけ特化して審査していますのでデータの蓄積があり、そのために審査がある程度柔軟であることが推測されます。会社とすればなるべく多くの人に貸して利息による収益を得たいと考えているので、契約が困難そうな人でも、同じような条件の人に貸し出して成功した事例があるときには、審査に通します。

 

そういう意味では、銀行よりも消費者金融業者のほうが審査が柔軟であることの理由も分かります。

 

専門会社というと、たとえばおまとめローンの専門の業者というのも存在しています。通常なら借入件数は少ないほうが審査には通りやすいですが、おまとめローン専門業者では「最低このくらいは借入件数がないと申し込めない」ことになっています。

 

個人事業主向けの専門のローン会社というのもあり、これも専門的に審査してきた実績があるため、審査は柔軟と言われています。

 

また、審査時間が短いときには審査する項目が少ないために審査がある程度柔軟であることが期待できます。とはいえ、近年ではITの処理速度も向上しているため、一概には言えません。

 

また、お借入診断の項目が少ない業者は審査に柔軟性があることが期待できます。診断の項目が少ないということは、それだけ実際の審査でも重視される項目が少ないことが推測できるからです。

 

上記の内容を整理すると、「専門の会社であること」「審査時間が短いこと」「審査項目が少ないこと」が揃っている業者は審査の通過率が高いことが期待できます。

 

カードローンの審査の仕組みを知ろう

スコアリング審査を知る

銀行や消費者金融業者のカードローンの審査では、個人情報や勤務先情報といた項目に点数を付けて、その合計得点が基準点以上なら合格、基準点以下なら否決というシステムを使っています。これを属性スコアリングシステムと呼び、多くの会社で採用されています。

 

属性スコアリング審査で数値化される項目は以下のようなものです。

【個人情報】
氏名・年齢・性別・生年月日・電話番号・固定電話の有無・メールアドレス

 

【勤務先情報】
会社名・住所・電話番号・従業員数・勤続年数・雇用形態・年収

 

【住居・家族】
自宅住所・持ち家か賃貸か・子供の有無・ローンの返済額

 

【その他】
保険証の種類・他社借入の債務残高と件数・希望利用限度額

 

カードローン会社によって項目が異なることもあります。こういった情報は、申し込みの際に申告することになっており、入力した情報はコンピューターによって点数化されて、合計得点が出されます。

 

どういうときに点数が高いのか

属性スコアリング審査で、どのような状態だと点数が高いのかというのは、正確な情報は表に出ることはありませんが、おおよそのところは推測されています。

 

近年では、ネットを中心に業者や銀行の審査システムは分析されつつあり、点数の算出の仕方は以下のようだと推測されています。

 

  • 年齢:30代から50代の点数が高く、20代と60代の点数は低い。
  • 性別に点数の差はない。
  • 固定電話があるときに点数が高い。
  • 勤務先は規模が大きいほど点数は高くなり、中小企業では低くなる。
  • 勤続年数は長いほど良い。10年以上の勤務は高く評価される。
  • 雇用形態は正社員と公務員が最高の点数。非正規社員は低くなり、自営業者・個人事業主が最も低い。
  • 持ち家であるとき点数は高い。親の実家に家賃の支払いなく住んでいるときには高く出る。
  • 保険証は組合・社会保険は高く、国民健康保険は低い点数となる。
  • 他社借入は件数が少ないほど良い。

 

特に重視されるポイント

大手の消費者金融業者や銀行のカードローンの公式サイトには、「お試し診断」「簡単診断」などのページが設置されています。これは利用可能かどうかを簡単に確認するためのもので、本格的な審査ではありません。あくまでも最低限の条件を満たしているかどうかを確認するためのツールです。

 

業者には年齢制限があることを知らなかったり、そもそも収入がないと利用できないことを知らなかったりする申込者が次々にやってくるため、こうした簡易診断を設けたものと推測されます。

 

こうした簡易診断は、年々精度が高くなっています。実際の審査結果とは異なることも多いですが、この診断で入力を求められる項目から、審査で重視されるポイントを探ることが可能です。

 

借入件数

消費者金融業者では3件まで、銀行のカードローンでは4件までが限界ということが簡易審査から推測できます。借入金額も重要ですが、それよりも件数のほうが重視される傾向があります。総借入額は同じでも、件数が少ないほうが審査に通りやすくなります。

 

総量規制

どの業者でも、総量規制はかなり厳しくチェックしています。どのような診断ツールを使っても、年収の3分の1を借りているときには必ずと言っていいくらいに利用不可が表示されます。

 

重視されていない項目

いくつかの業者の診断ツールを使ってみると分かりますが、年齢や独身・既婚の区別、性別は審査ではあまり重視されていません。年齢を入力するのは、あくまで未成年者と高齢者を審査の対象としていないことを通知するものであって、あまり審査ではポイントになっていません。

 

カードローンの審査に通りやすくするには

①他社借入の件数を減らす

簡易診断で必ず入力項目となっていることから分かるように、他社からの借入状況は審査では重視されます。まずは年収の3分の1を超える額を借りていないかということと、「借入件数」がどの程度なのか把握しておきましょう。

 

消費者金融業者では3社までが限界で、新規申し込みが4件目であるときには審査に通りにくくなります。銀行は新規申し込みが5件目となっているときに審査で不利です。

 

逆に考えると、借入件数が少なければ審査で有利となります。審査に自信がないというときには、借入額は変わらなくても借入件数を少なくしてみましょう。現在借りている業者のうち、最も借入額が少ないものを完済して、ついでに解約までしておくと審査で有利です。

 

1社の借入残高が10万円で、他社の借入枠が10万円残っているときに、一方で借りて残高が少ない業者を完済します。「完済した」という事実は非常に審査で有利で、お金の管理がしっかりできる人という印象を与えることができます。

 

重要なのは、完済したらその業者は解約することです。借入枠が残っているときには、「まだそこから借りられる」状態ですので、完済した効果が薄れます。

 

②借入の金額を減らす

カードローンの審査で注意したいのは、「総量規制に触れていないかどうか」です。

 

総量規制が適用されるのは以下の借入です。
  • 消費者金融業者からの借入
  • 信販会社(クレジットカード)のキャッシング枠

 

この2つが年収の3分の1を超えているときに総量規制に抵触しています。銀行のカードローンや、クレジットカードのショッピング枠でのリボ払いは総量規制とは無関係です。

 

そのため、たとえば年収が300万円の人が消費者金融業者から50万円借りていて、リボ払いが50万円残っているときには総量規制のうえでは抵触していないので、消費者金融から新規に50万円借りることができます。

 

ところが、近年では個人向けの融資が増加していることから金融庁が新規の貸し出しについて注意を喚起しています。そのため、たとえば銀行のカードローンでも総量規制を自主的に採り入れています。

 

消費者金融業者への申し込みでも、銀行のカードローンからの借入額が多いときに審査で不利になる可能性もあります。

 

借入金額は少ないほうが有利と分かっていても、返済するのが困難というケースはあるでしょう。このとき、本当に新規で申し込みするべきなのか良く検討しましょう。借りるのではなく、返済することに注力したほうが結果的に生活が楽になるということもあります。

 

③信用情報に気をつける

審査に通るためには、自分の信用情報には気をつけましょう。

 

信用情報機関に登録されるのは以下のような内容です。

【契約内容】
契約の種類・契約日・貸付日・契約金額など

 

【返済状況】
入金日・入金予定日・残高・完済日・延滞の有無など

 

【取引事実】
債権回収・債務整理・強制解約など

 

債務整理や強制解約があれば審査に通過する可能性は非常に低くなるのは分かりますが、それ以外にも注意すべきところがあります。たとえば「延滞」情報です。

 

法律上は返済に1日でも遅れたら遅延ですが、実際には1日や2日程度の遅れなら問題視されません。支払いをうっかり忘れるということは誰にでも起こることだからです。

 

催促の連絡をすることはありますが、これだけでブラックリスト登録されることはありません。とはいっても、これを何度もやっていると「この人は信用力に欠ける」としてブラック登録されることがあります。

 

心配なら、信用情報機関に問い合わせて自分の情報を開示してもらいましょう。日本にはJICC、CIC、全銀協という3つの情報機関があり、本人確認書類があれば情報を開示してもらえます。それぞれのホームページに開示の方法についての記載があります。

 

まとめ

絶対に借りられるということは言えませんが、審査に通りやすくすることは可能です。重要なのは他社借入件数と信用情報です。信用情報に問題がなく、返済能力があると認められれば審査には通ります。